最終章 〜征途〜


 以上、「TPドクター整体 一福」の現在に至る軌跡をご紹介いたしました。

 

 私はいつも次のように考えています。

 

 ≪未来は誰かに導かれるのではなく、自分自身で切り開くもの≫

 ですので、「神のお導き」「運命」「宿命」などの言葉を闇雲に使うような、過度にスピリチュアルに偏った考えは、極力排除するようにしています。

 

 それでもなお、ここまでの道のりには。

 

 ≪何か≫に導かれ、生かされているような気がしてなりません。

 

 そうとしか思えないほど、絶妙のタイミングでの、これ以上ない方との出会いの連続でした。

 

 そうして自分は、20代にして「自分の生きる意味」を見出し、30代にして「理想の師」と出会うことができたのです。

 

 今や店舗数がコンビニの二倍と言われるほどの院が乱立する超激戦の整体業界。その中でこうして独立して整体業を続けていられるのは、周りの方々の支えに他なりません。

 

 自分も欲に生きる、ただの「凡夫」です。将来、高級車を乗り回し、美食にこだわり、夜は飲んで遊びまわるような贅沢に、自分が陥るかもしれません。

 

 しかし、

 

 ≪生涯クライアントさんと接し、症状改善の探求をしつづけること≫
 ≪次の世代に、自分の培った技術&経験を伝え残すこと≫

 という施術家としての活動は、生涯変わりなく続けると思います。

 

 そして遠い将来その施術活動を、未だ真の整体が浸透していない海外にまで広げることができたらと思っております。

 

 人はいつか必ず、その最期を迎えます。自分がどれほどの贅沢をしたところで、死ねばそこまでです。あとに残るものなどほとんどないでしょう。

 

 しかし自分が抱いた「人を苦しみから救いたい」という<想い><志>は、

 

 自らの技術・経験を後の世代へと受け渡すことで、形を変えてずっと生き続けることができると思っています。

 

 自分が遺したものによって、後世の人々が苦しみから解き放たれるなら。

 

 自分の肉体が滅してもその精神が、後世の人々の中に生き続けることができたなら。 

 

 これ以上の幸せなことはありません。

 その境地を目指し、たゆまぬ精進を続けます。 

  

 「伝説のヒーラー」と語り継がれるほどの偉大な業績をうち立てながら、亡くなる直前までひたすらクライアントの治療にあたり続けたロバート・C・フルフォード博士

 

 その短い生涯を前人未到の指圧理論構築と治療に捧げ、海外にまでその名声を知らしめた増永静人師のように。

 

 そして。

 

 この二人と同じ境地に達してもなお、さらなる高みへと孤高の探求を続けている武田亜水師のように。

 

 

 

 この心臓の鼓動が止まる時まで。

 

 

ロバート・C・フルフォード博士
ロバート・C・フルフォード博士
武田亜水師
武田亜水師
増永靜人師
増永靜人師

〜「一福's story」 完〜 

 

(ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました)