<26.首が回しづらい(後ろに向きづらい)>


 【その25:あごの痛み(顎関節症)】にてご紹介しました、同じクライアント様です。

 一番最近にお越しになられた時には、このあごの痛みは無くなっていることは、【その25】にてお伝えしました。
 

 その痛みの代わりに訴えられた症状は、

①左に首が回しづらく後ろを見れない
②腰が痛い

 という症状でした。

 本来であれば120分の全身施術にて、この①②両方の症状改善を図るのですが、

 今回施術時間が60分しか取れないとのことでしたので、

 メインである①首の症状を優先し、施術することになりました。

 この「首が回しづらい」というように訴えられた時の主原因は、

 <首から肩にかけての筋肉(=肩甲挙筋 ※写真参照)>です。

 ここが硬くなりますと首を回しづらくなるだけでなく、

 非常に不快な痛み・コリを生み出し(「背中に杭を一本打ち込まれたような」と表現される方もおります)、

 頭を横に向けることもできなくなる場合があります。

 そしてこの筋肉は外側を、分厚い肩の筋肉(=僧帽筋)で覆われていますので、

 巷によく見られるような「揉み」では届きません。

 外側の分厚い肩の筋肉の上より、じっくりと指の圧をかけ続けて、

 初めて緩ませることができるところです。

 ここに触れたところ案の定、この方の原因の筋肉(=肩甲挙筋)は、鉄のワイヤーのように「硬い一本の棒」となっていました。

 ですがじっくり時間をかけてアプローチすると、圧をかけた指先の硬い筋肉が緩みはじめ、奥まで指が入っていきます。

 この手応えがあるときは、必ずと言っていいほど、クライアント様へ術後の改善感を与えて差し上げられます。

 その手応えを感じつつ、60分かけて他の首・肩・腕の筋肉を入念に緩め、フィニッシュ。

 手応え通り、術後、首の動かせる範囲が大きく変わり、

「後ろまでものが見えるようになった・・!」とのこと。

 施術中自分に、身体が緩む手応えが伝わり、またクライアント様の症状改善もすぐにみられた会心の結果でした。

 ただこういった場合は、翌日の「身体のリセット反応」による一時的なだるさ・痛みが出るので、その点だけご注意をいただきました。

 最近いつになく仕事でPCを長時間ずっと使い続けていて、そこから首が回せなくなったとのことでしたので、それが大きく影響された可能性が高いです。

 道具を使った、セルフケアの方法も改めてお伝え致しました。

 この方は横浜在住ですが、広島に来られて施術させていただくことが多くなりました。

 どちらでやらせていただくにせよ、症状改善に向け今後も精進いたします。